加藤美優のプロフィール 世界ランクや戦績、両親や性格を紹介!

加藤美優のプロフィール 世界ランクや戦績、両親や性格を紹介!

加藤美優のプロフィール 世界ランクや戦績、両親や性格を紹介!

加藤美優は小6のときに全日本選手権で4回勝って愛ちゃんの最年少記録に並び、愛ちゃんの後継者として話題になった選手です。

 

最近は加藤美優の下の世代の活躍が目覚ましく、その陰に隠れる形にはなってますが、現在(2017年)18歳の加藤美優もまだまだ負けてません。

 

そんな加藤美優のプロフィール、世界ランク推移や成長の経緯を紹介します。

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加藤美優のプロフィール

現世界ランク:31位(最高25位)
所属:日本ペイントホールディングス
年齢:18歳(1999年4月14日生まれ)
戦型:ドライブ攻撃型
利き腕:右
身長:159cm
体重:50kg
血液型:A型
出身地:東京都武蔵野市

 

加藤美優の使用用具

ラケット:インナーフォース・レイヤー・ZLC
ラバーフォア面:テナジー64
ラバーバック面:テナジー80

加藤美優のプレースタイルやプレーの特徴

加藤美優のプレースタイルは前陣での両ハンド攻撃です。
特に他の女子選手と比べてバックハンドが上手いです。

 

また加藤美優といえばオリジナルの必殺技ミユータの使い手です。

 

ミユータとは?

ミユータというのは卓球の技「チキータ」を加藤美優が父とともに独自にアレンジして生み出したオリジナル技です。

 

チキータを知らない人にはなんのこっちゃだと思うのでまずチキータという技から説明します。

 

チキータとは?

チキータはレシーブのときにバックハンドでボールの左側を思いっきり擦ることで、強烈な横回転を賭けて返す技のことです。
チキータはバナナのように曲がることからそういう名前がつけられています。

 

現在チキータが得意な選手としては男子の丹羽選手ですね。

 

ではミユータはどうかというと・・・
チキータがボールの左横をこするのに対して、ミユータは逆の右側をこすります。

 

つまりぶっちゃけると逆チキータのことですね。
と思ったらミユータと逆チキータは違うようです。

 

逆チキータの動画

 

加藤美優のミユータの動画

外国人の解説の人めっちゃ驚いてますね(笑)
卓球経験者でも初めて見た人は「え? そんな打ち方あるの?」って感じで驚く技です。

 

ミユータのスローモーション動画

 

すみません。スローモーションの動画を見てよくわかりました。
訂正します。ミユータはボールの右側ではなく後ろをとらえて上回転をかけて返す技です。

 

逆チキータとほとんどモーションが同じに見えますがボールの横をとらえているか、後ろをとらえているかの違いがあります。

 

逆チキータなら加藤美優選手以外にも使ってる選手は結構いますが、ミユータは加藤美優さんだけ。あとはそれをマネして覚えた人ぐらいでしょうね。

 

逆横回転のレシーブに比べてミユータは上回転なんですが、違いとして、上回転の方がスピードが出やすいです。
また、バウンド後にボールが伸びます。

 

動画でも相手選手からノータッチ抜いてますよね。

 

通常下回転の短いサーブは下回転で合わせて返すのが一般的です。
普通は下回転の短いボールを上回転でスピードを出して返球することはやろうと思っても不可能です。

 

それを可能にしてしまったのが加藤美優選手が父とともに開発したミユータなんです。

 

マスコミに取り上げられてる分チャチな技なんじゃないかと思ってたら大違い。
試合でもかなり実用的な技で、実際加藤美優選手は世界トップレベルが相手の試合でもミユータを使って得点につなげてます。

 

バックハンド

また加藤美優の持ち味はミユータだけではありません。
バックハンドの上手さも女子選手の中で群を抜いてます。

 

ミユータをフォアに回り込んで打つとバックががら空きになりますが、バックハンドが得意な加藤美優選手ならカバーできます。
つまり、ミユータはバックハンドが得意な加藤選手だからこそ使いこなせる技でもあるんですね。

 

そして実は加藤美優のバックハンドはなんと卓球やってる人ならだれでも知ってる卓球雑誌「卓球レポート」により、「加藤美優が教えるバックハンドドライブを安定させる3つの約束」という特集動画を撮られています。

 

加藤美優流バックハンドドライブを安定させるコツ

1. 構え

わきを空けてひじを体から適度に離しラケットを高く構えます。

 

2. バックスイング

ボールをこすれるよう打球面をしっかりかぶせてバックスイングします。

 

3. スイング

腕全体を動かすのではなく前腕を中心にしてコンパクトにスイングします。

 

こういったレポートに取り上げられるということは加藤美優選手のバックハンドのフォームが非常にきれいな証拠ですね。

 

日本の指導者のほとんどがフォア寄りに教えたがることもあり、日本にはバックハンドが苦手な人は多いですよね。
そういう人はぜひ加藤美優選手の動画を参考にしてください。

 

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加藤美優の世界ランキング推移

2014年1月:87位

2014年8月:61位

2014年1月:69位

2015年1月:55位

2015年8月:66位

2016年1月:53位

2016年8月:36位

2017年1月:32位

2017年6月:25位

2017年7月:31位

2017年9月:20位

 

ゆっくり確実に上がってきてて2016年夏ごろからは30位前後をキープしています。

加藤美優の卓球の戦績

2007年(8歳) 全日本選手権バンビの部 準優勝
2008年(9歳) 全日本選手権カブの部 優勝
2009年(10歳) 全日本選手権カブの部 準優勝
2010年(11歳)

全日本卓球選手権大会ホープスの部 優勝
全日本卓球選手権大会カデットの部 3位

2011年(12歳)

全日本卓球選手権大会ホープスの部 優勝
全日本卓球選手権大会カデットの部 3位
東アジアホープス 団体優勝
ITTFジュニアサーキットグアム大会 カデットシングルス、ダブルス優勝
ITTFジュニアサーキット韓国大会 カデットダブルス優勝
全日本卓球選手権大会カデットの部 優勝

2012年(13歳)

全日本卓球選手権大会シングルスベスト32(史上最年少記録更新)
全日本卓球選手権大会カデットの部 優勝
ITTFジュニアサーキット韓国大会 カデットシングルス準優勝、ジュニア女子団体優勝
ITTFジュニアサーキットチャイニーズタイペイ大会 カデットシングルス準優勝、ジュニア女子団体準優勝

2013年(14歳)

全日本卓球選手権大会12位
全日本卓球選手権大会カデットの部 優勝
アジアジュニア選手権 ジュニアダブルス準優勝、ジュニア団体準優勝
東京卓球選手権大会 ジュニアの部 優勝
ITTFジュニアサーキットポーランド大会 ジュニア・カデットシングルス優勝、ジュニア団体優勝
ITTFジュニアサーキット韓国大会 ジュニアシングルス準優勝、ジュニア団体優勝
ITTFワールドツアー中国オープン U-21準優勝

2014年(15歳)

全日本卓球選手権大会10位
全日本卓球選手権大会 ジュニアシングルス優勝
アジアジュニア卓球選手権大会 団体準優勝
ITTFワールドツアーオーストラリアオープン U-21準優勝
ユースオリンピック競技大会 シングルス4位、団体準優勝
フィンランドオープン2014 シングルス優勝

2015年(16歳) 全日本卓球選手権大会12位
2016年(17歳)

全日本卓球選手権大会ベスト32
世界ジュニア卓球選手権 団体優勝、シングルス4位、ダブルス準優勝
ITTFワールドツアーハンガリーオープン U-21優勝
ITTFワールドツアーポーランドオープン U-21優勝
ITTFワールドツアーオーストラリアオープン U-21優勝
ITTFワールドツアー・ジャパンオープン U-21 3位
ITTFワールドツアーブルガリアオープン U-21準優勝
ITTFワールドツアーオーストリアオープン ダブルス優勝
ITTFワールドツアーグランドファイナル3位

2017年(18歳)

全日本卓球選手権大会ベスト32
アジア卓球選手権 団体準優勝
世界卓球選手権シングルスベスト16
ITTFチャレンジシリーズ・ベラルーシオープン ダブルス優勝

 

加藤美優は1999年生まれ。

 

1個下の2000年生まれに平野美宇、伊藤美誠、早田ひながいるため、最近は彼女たち3人の陰に隠れて目立ちませんが実は3人と肩を並べられる実力を持った選手です。

 

実際最近対戦した伊藤美誠との戦いっぷりを見ても試合には負けてますが実力では全然劣ってません。

 

今は平野美宇、伊藤美誠、早田ひなの3人に抜かれちゃってますが加藤美優だってまだ18歳。
これから伸びる年齢です。

 

ぜひ頑張ってほしいですね。

 

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加藤美優の両親やバックグラウンドについて

加藤美優は父親が元日本リーグの卓球選手で6歳のときに本格的に卓球を始めました。
そしてなんと卓球を始めてから11か月で出場した全日本選手権バンビの部(小2以下)でいきなりベスト8!

 

全日本選手権って普通に県予選とかからスタートする大規模な大会ですよ?
卓球歴1年未満の平凡な選手ならまず県大会で負けて全国大会に出場することすらできません。

 

しかし加藤美優は卓球歴11か月で全国大会に出場してしかもベスト8に入っちゃった。

 

これはもう天才としか言えないですね。

 

そして8歳のときは全日本選手権バンビの部で優勝します。

 

その後は1個下の平野美宇、伊藤美誠にタイトルを奪われますが、小5・小6の全日本ホープス(小6以下)は2連覇と勢いを取り戻します。

 

また小6のときに出場した全日本選手権一般の部では福原愛以来の5回戦進出を果たしました。

 

中学は日本オリンピック連盟が運営するJOCエリートアカデミーに所属し、卓球漬けの生活を始めます。

 

そして中1・中2で全日本選手権ベスト16入り。これも福原愛以来の記録です。
そんなことから福原愛の後継者として一時期話題になりました。

 

中2の時にはジュニア女子(18歳以下)で決勝で平野美宇を下して優勝。

 

高校では地元武蔵野市に帰り、通信制の吉祥寺高校に在籍しながら礼武卓球道場に所属し、再び父親とともに練習します。

 

高1からは1個年上の先輩である浜本由惟とともにドイツのプロリーグ「ブンデスリーガ」にも参戦。
ヨーロッパでも海外の選手と試合し、経験を積みます。

 

また2017年の世界選手権では日本代表選考会で優勝し、代表枠に入ります。
そして参加した世界選手権ではシングルスベスト16と好成績を収めています。

 

その後2017年4月に礼武卓球道場から日本ペイントホールディングスに所属を移しています。

 

これについては詳細は不明ですが、日本ペイントでは元ナショナルチームコーチ、JOCエリートアカデミー監督の三原さんが監督を務めています。

 

日本ペイントはこんなポスターも作ってますからだいぶ加藤選手の育成に力を入れてそうですね。

加藤美優の性格は?

性格の前にまず顔について。

 

加藤美優といえばリオデジャネイロオリンピックの閉会式でアトラクション映像に登場してます。
これはずばり加藤美優がオリンピック選手の中でもひと際かわいかったからでしょう。

 

加藤美優といえば現在歯を矯正中。少し出っ歯なんですが歯が強制されたら美人間違いなしの顔です。

 

で、性格ですが、加藤美優の性格はあまり情報がないのでぶっちゃけわかりません。
ただTwitterを見る限り普通の女の子です。

 

ちょっと変わってるみたいですけどね。
1人でふらっと出かけたり遊んだり、自由奔放な性格のようです。

 

加藤美優のTwitter

加藤美優さんはTwitterをやってます。
本人がちゃんとつぶやいてるので読んでて面白いですよ。

 

いくつかのTweetを紹介します。

 

 

なんとクワガタが好きなようですね。


この写真をその後Twitterのプロフィール写真に設定してますし(笑)

 

また、小鳥も好きなようです。

 

動物全般が好きなのかな。

 


スイーツも好きらしいです。
やっぱり女の子ですね^^

加藤美優の黄金世代の中での立ち位置は?

加藤美優選手といえば黄金世代の一人です。

 

といっても黄金世代黄金世代っていいますが、黄金世代ってんなんぞやって人のために軽く説明すると・・・

 

黄金世代とは?

2000年前後生まれを中心とする福原愛に憧れて卓球を始めて急成長を遂げている現在17歳前後の中学生集団のこと。
東京オリンピックで金メダルを狙える若い世代です。

 

この世代の選手たちがもうむちゃくちゃ強くて愛ちゃんの記録を抜いて日本女子卓球界の歴史を塗り替えまくってます。

 

で、この黄金世代を早い時期から引っ張ってきたのが1999年生まれの加藤美優です。

 

加藤選手の前にも前田美優(1996年生まれ、現世界ランク66位)、佐藤瞳(1997年生まれ、現世界ランク12位)、浜本由惟(1998年生まれ、現世界ランク42位)がいて、この方たちも世界ジュニアやアジアジュニアで活躍してます。

 

しかし加藤以前の選手たちをあっという間に追い越してしまったのが2000年生まれの3人。
平野美宇(現世界ランク5位)、伊藤美誠(現世界ランク11位)、早田ひな(現世界ランク29位)です。

 

現在卓球女子黄金世代は「平野、伊藤、早田の2000年生まれの3人説」と「加藤、平野、伊藤、早田」の加藤も含めた4人説とそれ以前の前田美優らも含めて言ってる説があります。

 

ただ現在の主流はキリよく2000年生まれの3人説なんですね。

 

つまり加藤選手は元々黄金世代の1人に数えられていたんですが現在では黄金世代ではない存在。

 

特に近年では2017年の全日本選手権、アジア選手権で優勝、世界選手権で銅メダルを獲得した平野美宇選手の活躍が目立ちます。

 

加藤本人はこのことを悔しがってるか、はたまた「まだ私だって負けてられない」とがんばっているかはわかりません。

 

でも加藤選手はなんといっても卓球初めて11か月で全日本ベスト8に入った天才ですし、同世代の選手と比べても引けを取らない実力はあります。

 

まだ18歳の高校生ですし、これからも伸びしろはあります。
今後の活躍に期待したいですね。

 

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