カットマンに攻撃が必要な理由は点数取るためだけじゃないよ
最近はカットマンも攻撃する時代です。
でもカットマンに攻撃が必要な理由を知っていますか?
理由はなんと3つもあります。
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カットマンに攻撃が必要な理由の1つは点数を取るため
当たり前だけどカットマンが攻撃をする1つの理由は点数を取るためです。
特にここ一番取れればデカい、という場面で。
8-8とか9-9とか10-8とか、ここは意地でも取りたいですよね。
そういうとき自分から点数を取りに行ける攻撃は重要です。
点数を取りたいときに取るために必要なのが攻撃ですから。
だから現代卓球では、カットマンも3球目攻撃の練習をする必要があります。
でもカットマンが攻撃する理由は、決して点数を取るためだけではありません。
カットマンに攻撃が必要な理由の2つ目は変化をつけるため
カットマンに攻撃が必要な理由の2つ目は変化をつけるためです。
カット打ちの上手い上級プレーヤーはほとんどカット打ちをミスりません。
いくらカットの回転に変化をつけてもミスってくれないんです。
こういう相手には時々ドライブを織り交ぜることで変化をつけることがかなり有効です。
カット打ちばかりしていると、スイングが徐々に下回転ボールに対する打ち方に慣れていきます。
この状態で不意を突くようなドライブ攻撃を打てば、相手はいきなり打ち方を変えられず、ミスする確率が上がります。
カットの変化だけでは通用しない相手にはドライブも織り交ぜることが有効です。
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カットマンに攻撃が必要な理由の3つ目は相手にプレッシャーをかけるため
最後に一番大事な理由が相手にプレッシャーを与えるためです。
もしあなたがドライブ攻撃型だとして、
- カットしかしないカットマン
- カット:攻撃が7:3くらいのカットマン
どっちが戦いやすいですか?
そういうことです。
相手がカットしかしてこないのなら、カット打ちする態勢で待てばいいので非常に楽です。
カットの回転を見極めてカット打ちすればいいだけです。
でも相手がときどき攻撃も使ってくるとなれば話は別です。
たまにくるドライブ攻撃に備えて、ブロックやカウンターを打つ準備もしなければなりません。
となるとカット打ちだけしてればいいわけじゃないので無意識にプレッシャーを受けます。
甘い球を打つと攻撃されるんじゃないか?
ドライブ打たれたらどうしよう・・・
こんな思考がよぎりながらカット打ちするのと
相手はカットしかしない。カット打ちだけすればいい(キリッ)
こんな思考で戦うのと、どっちがミスが多くなるでしょうか?
もちろん、前者ですよね?
カットに時々攻撃を織り交ぜることで、相手にプレッシャーを与え、ミスを誘うことができるのです。
また、この攻撃が強力な理由。
それは攻撃をミスった場合ですら相手にプレッシャーをかけれることです。
例えミスでも相手が「こいつ。攻撃もしてくるのか?」と思ってくれれば勝手にプレッシャーを感じて、ミスを誘発できます。
これがもっとも重要なカットマンに攻撃が必要な理由です。
まとめ
カットマンに攻撃が必要な理由まとめ
- カットマンに攻撃が必要な理由は3つある
- 点数を取るため、変化をつけるため、プレッシャーをかけるため
- プレッシャーはたとえミスでも与えることができる
特に中学レベルでは攻撃できないカットマンも多いため、攻撃できるだけでかなり有利に戦えます。
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