橋本帆乃香のプロフィール 世界ランクや戦績、プレースタイルを紹介!
橋本帆乃香は卓球女子世界ランキング16位(2017年7月時点)のカットマンです。
粘りのあるカットと、時折見せる強烈なバックハンドスマッシュが特徴の選手です。
また、時々誰も予測できない変則的なプレーもするため、見ていて面白い選手です。
そんな橋本帆乃香選手のプロフィールや、世界ランクや戦績を紹介します。
スポンサーリンク
橋本帆乃香のプロフィール
現世界ランク:16位
所属:ミキハウス
年齢:19歳(1998年7月5日生まれ)
戦型:カットマン
利き腕:右
身長:169cm
体重:不明
血液型:不明
出身地:愛知県
身長169pと日本卓球女子トップ選手の中ではかなり高めです。
カットマンは身長高い方が有利なんですが恵まれてますね^^
橋本帆乃香の使用用具
ラケット:剛力
ラバーフォア面:キョウヒョウNEO3ブルースポンジ
ラバーバック面:ドナックル(表ソフト)
なんとカットマンなのにラケットとフォア面ラバーは攻撃用です!
バック面も以前は粒高のフェイントロング3でしたが今は変化形表ソフトのドナックルを使ってます。
この変化形表ソフトラバー「ドナックル」ですが、粒の高さはほとんど粒高と同じなので、以前粒高を使用していた橋本選手もそこまで違和感なく使えるようです。
一般的な粒高と比べると安定性に欠けますが、相手の打ちにくいボールを打てるのでよりトリッキーな戦術が使えます。
橋本帆乃香の世界ランキング推移
2016年2月:43位
↓
2017年1月:30位
↓
2017年7月:16位
↓
2017年9月:13位
橋本選手は世界大会に出場し始めたタイミングが遅いため、2016年以前の世界ランキングがありません。
しかし登場していきなり50位以内はすばらしいです。
現在日本女子の中で平野(5位)、石川(7位)、伊藤(11位)、佐藤(12位)についで5番目です。
世界選手権やオリンピックの代表に選ばれてもおかしくない位置につけてます。
これからの活躍が楽しみですね!
橋本帆乃香の卓球の戦績
2015年(17歳) |
大阪国際招待卓球選手権大会ダブルス優勝 |
---|---|
2016年(18歳) |
大阪国際招待卓球選手権大会 シングルス準優勝 |
2017年(19歳) |
アジア選手権ダブルス3位 |
まずはインターハイ2年連続団体とダブルス優勝、シングルスは早田ひな選手に負けて準優勝。
VS 早田ひな インターハイ2016
インターハイも早田選手の全勝ですが国際大会でも早田選手には0勝4敗。
早田ひな選手はパワー系のドライブ攻撃型なのでカットマンの橋本選手にとっては天敵のようです。
また、2016年から国際大会に出場してますが、同じカットマンの佐藤瞳選手とのダブルスの活躍が目覚ましいですね。
2016年はワールドツアーオーストラリア、ベラルーシ、オーストリアでダブルス3回優勝ですからね。
カットマン × カットマンのダブルスはなかなか強いんです。
昔活躍した松下浩二選手と渋谷浩選手のダブルスも強かったですからねー。
橋本帆乃香/佐藤瞳 VS 早田ひな/加藤美優 オーストリアオープン2016 女子ダブルス決勝
また、ダブルスパートナーの佐藤瞳選手はシングルスでも国際大会で活躍してます。
そして橋本選手も2017年クロアチアオープンで初めてシニアの国際大会でシングルスのタイトルを取りました。
その試合がこちら
得意のバックハンドスマッシュがよく決まってますね^^
スポンサーリンク
橋本帆乃香のプレースタイルやプレーの特徴
橋本帆乃香選手はフォア面裏ソフト、バック面粒高(正確には表ソフト)のカットマンです。
ラケットやラバーに攻撃用のものを使ってることからもわかるように、攻撃を重視していますが実際のプレースタイルはちゃんとカットで粘るタイプです。
しかし橋本選手は非常に頻繁にラケットを反転して変化をつけることでチャンスを伺い、相手のボールが浮いてきたらすかさず攻撃します。
以下、橋本選手の得意なプレーを紹介します。
バックハンドスマッシュ
橋本選手は基本的にはカットで粘るタイプですが、相手のボールが浮けばすかさずバックハンドスマッシュで決めに行きます。
橋本選手はこのバックハンドスマッシュのコース取りがうまくてスピードもかなりあり、成功率が非常に高いです。
バックハンドスマッシュ決まりまくってますね^^
変則的プレー
まずこちらのリンク先の動画を見てください。
- バック粒高でツッツキ
- 反転してバック裏面でカウンター
- 反転してバック粒高でカットブロック
- 粒高で普通にカット
↓
↓
↓
このプレーを解説すると
バック粒高でツッツキしたあとすかさずラケットを反転してバック裏面でカウンター。
しかしそれを返されてしまうとすかさずカットするためにラケットを反転するもカットは態勢的に間に合わないのでカットブロックで凌ぐ。
その後は態勢が整ったら普通にカット。
橋本選手はバックハンドを攻撃に使うときは黒い面の裏ソフトラバーで、カットするときは赤い面の粒高ラバーを使いますが、これを1ラリーごとにラケットを反転して使い分けてるんです。
粒高使うカットマンの多くはこのラケット反転技術を身に着けてるんですが、橋本選手はラケットの反転スピードがすごいですね。
こちらも後半のプレーですが・・・
- フォアでカーブロング(カットではなく上回転で返球する技)を打つ
- 伊藤選手のブロックが浮いたのを見てすかさず前に出ながらラケットを反転、裏面でバックハンドプッシュ
- ラケットを反転して粒高でバックハンドプッシュ
最後の攻撃は裏面でのプッシュからの粒高でのプッシュ!
粒高でのプッシュは回転がかかってないので伊藤選手がネットミスしています。
この予測不可能な変則プレーが橋本選手の魅力です。
関連ページ
- 佐藤瞳
- 佐藤瞳は卓球日本女子の上位選手の中でもっとも世界ランクの高いカットマンです。 そんな佐藤瞳選手のプロフィール、世界ランクや戦績、プレースタイルや性格を紹介します。