張本智和のプロフィール 世界ランクや実力は本物か? 中国人という噂の真相は?
2017年世界選手権で水谷選手を破ったことで一躍有名になった13歳の天才張本智和。
この少年はいったい何者なのか?
どうやってここまで強くなったのか?
中国人といううわさは本当なのか?
張本選手のプロフィール、世界ランク、経歴などを解説します。
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張本智和のプロフィール
世界ランク:18位
所属:エリートアカデミー
戦型:ドライブ攻撃型
利き腕:右
年齢:14歳(2003年6月27日)
身長:171p
体重:56s
血液型:O型
出身:宮城県仙台市
張本智和の使用ラケット
ラケット:バタフライ特注
ラバーフォア面:テナジー05
ラバーバック面:テナジー05・FX
張本選手の世界ランク推移
2015年12月:223位
↓
2016年6月:190位
↓
2016年8月:63位
↓
2016年11月:77位
↓
2017年5月:69位
↓
2017年6月:39位
↓
2017年7月:18位
↓
2017年9月:13位
2017年6月に世界選手権で水谷を倒してから世界ランクが急上昇してます。
一気に日本代表入りしそうな勢いですね。
張本智和の卓球の戦績
張本智和選手の戦績を紹介します。
2010年(7歳) | 全日本卓球選手権大会 バンビ優勝 |
---|---|
2011年(8歳) | 全日本卓球選手権大会 バンビ優勝 |
2012年(9歳) | 全日本卓球選手権大会 カブ優勝 |
2013年(10歳) | 全日本卓球選手権大会 カブ優勝 |
2014年(11歳) | 全日本卓球選手権大会 ホープス優勝全日本卓球選手権大会 カデット準優勝東アジアホープスシングルス準優勝 |
2015年(12歳) | 全日本卓球選手権大会 ホープス優勝全日本卓球選手権大会 カデット優勝東アジアホープス優勝チャイニーズタイペイジュニア&カデットオープンシングルス優勝、団体準優勝 |
2016年(13歳) |
世界ジュニア選手権シングルス優勝(史上最年少)、団体優勝、ダブルス準優勝 |
2017年(14歳) |
ITTFワールドツアー・インドオープン準優勝 |
なんと小学校1年生〜6年生まで全日本選手権を6連覇してます!
これは卓球界史上初の快挙です。
そして中1で世界ジュニア選手権史上最年少優勝!
日本の卓球界の歴史だけでなく世界の卓球界の歴史を塗り替えてるんです。
こりゃやばいです。水谷選手が負けたのも頷けます。
13歳でU-21の大会優勝。
14歳で年齢関係なしの世界大会優勝。
まさに化け物ですね。
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張本智和の実力は本物か?
あまりにも急に現れて水谷にあっさり勝ってしまった張本選手。
まぐれじゃないかと疑う人もいるでしょう。
しかし張本選手が水谷に勝ったのはまぐれではありません。
その証拠がこれです。
張本智和が倒した格上選手
水谷準(7位)
丹羽孝希(9位)
サムソノフ(12位)
張本が水谷を破ったのはまぐれではありませんでした。
水谷に勝った張本はその後中国オープンで世界ランク12位のサムソノフ、世界ランク9位の丹羽孝希を破ってます。
世界ランク7位の水谷を倒したのもまぐれではなく完全に実力だったことを証明してますね。
しかも決勝では水谷以上の実力者で世界ランク6位のティモ・ボルにあと1歩で勝てそうってとこまで追い込んでます。
13歳でこの強さは間違いなく卓球界に革命を起こす存在になりそうですね。
東京オリンピックでの活躍が楽しみです。
追記
2017年8月に行われたチェコOPでで世界ランク6位のティモボル選手を4-2破って優勝しました。
もはや実力的にも水谷より上かも?
VS 水谷 世界選手権2017
VS 丹羽 中国OP2017 準々決勝
VS サムソノフ 中国OP2017 1回戦
VS ティモボル チェコOP2017 決勝
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張本智和の両親やバックグラウンド
張本選手はまず両親の経歴がすごいです。
両親ともに卓球の元プロ選手なんです。
特に奥さんの張凌さんは世界選手権の中国代表にも選ばれてます。
中国国内大会での優勝経験も豊富。
卓球の世界では中国トップ = 世界のトップなんで、張本選手のお母さんは世界のトップ選手だったってことです。
しかし張本選手のご両親ともにプロにはなったものの、国際大会でのメダルは獲得できなかったそうです。
そんな張本選手の両親が来日したきっかけはかつて愛ちゃんも所属していた仙台卓球センターに指導者として招かれたこと。
そろそろ選手としては引退し、指導者としての道に進みたいと考えていたところでタイミングよく声がかかったとのことです。
そして張本さんのご両親は1998年から仙台卓球センターで卓球の指導をしていました。
そこに2003年に生まれたのが智和君です。
両親がともに卓球のコーチとして働いていたこともあり、張本選手は2歳から卓球を始めました。
卓球のプロ選手である両親の遺伝子を受け継ぎ、かつ技術を教わり、メキメキと成長した張本選手は小学校1年生〜6年生まで全日本選手権バンビカブホープスすべて優勝して6連覇、という卓球界史上初の6連覇を成し遂げるまでに成長しました。
(※バンビ小2以下、カブ小4位下、ホープス小6以下)
張本選手は小学校時代は両親の元、仙台ジュニアクラブでの練習で実力をつけました。
そして2016年4月、中学入学と同時にエリートアカデミーに入校しました。
JOCエリートアカデミーは将来オリンピックを始めとする国際大会で活躍するスポーツ選手を育てるための育成機関です。
女子で活躍している平野美宇選手や加藤美優選手なども所属してます。
プロ養成学校って感じで、スポーツの世界でプロを目指す人にとっては理想の環境ですね。
そんな環境がよかったのか、小学校時代から培った実力が開花したのか、張本選手は13〜14歳で一気に大躍進します。
2016年に世界ジュニア選手権史上最年少優勝、2017年世界選手権で世界ランク7位の日本のエース水谷選手を破る大金星。
その後の中国オープンでは同じく世界ランク格上のサムソノフ(12位)、丹羽孝季(9位)を破ってシングルスベスト4進出。
卓球界に革命を起こしています。
このままいくと本当に卓球界の歴史を塗り替える人物となりそうです。
特に17歳になる年で迎える東京オリンピックでの活躍が期待されます。
張本智和は中国人? 噂の真相は?
このうわさは本当ですね。
張本智和は元々張智和という名前でした。
両親ともに中国人ですからね。
しかし智和選手は生まれも育ちも日本の仙台市です。
そして2014年3月に父親の宇さんと妹の美和さんとともに日本に帰化してます。
帰化とはつまり国籍を中国→日本に変えることですね。
ちなみに母親の張凌さんは中国籍のままだそうです。
で、帰化と同時に名前を張から張本に変えてます。
ご両親は中国に帰ることも一度は考えたそうですが、日本で卓球コーチをしているうちに日本が好きになったこと、智和君に日本代表として世界で活躍する卓球選手になってほしいことから帰化という決断を下したそうです。
また、張本智和選手の妹の美和さんも卓球をやっていて、現在9歳。
彼女も2015年の全日本選手権バンビの部で優勝しており、今後の活躍が期待されます。
張本美和 2015年バンビ決勝
兄妹そろってとっても元気ですね^^
「チョレイ」の意味は? 中国語なの?
張本選手と言えば「チョレイ」という掛け声が一時期話題になりました。
これはどんな意味があるんでしょうか?
調べてみたところ・・・特に意味はありませんでした。
別に中国語と言うわけでもなく。
卓球選手はポイントを取ると「よー!」とか「シャー!」とか、愛ちゃんなら「サー!」と声を出しますが、たまたま張本選手の声が「チョレイ」って感じの音韻だったというだけです。
また、張本選手のガッツポーズがフィギアスケートの荒川選手のイナバウアーに似ていることから「ハリバウアー」と名付けられてます。
とにかく全身で喜びを表現する選手ですね。
張本「正直うざかったです」
これは張本選手がかまえてないのに相手がサーブを打ってきたことについての言及ですね。
問題のプレー
2:03ぐらいで張本選手があ然としてる場面です。
テレビ番組でとんねるずで石橋貴明が愛ちゃん相手にやるならわかりますけど、世界選手権という大きな大会でもそんな汚いことする選手がいるとは・・・。
ちなみにこれは普通にルール違反なんで、実際やると「レット」といって無効扱いになるんですが、1回目は審判が止めてくれなかったため、相手のポイントになってしまったようです。
2回目はさすがに審判が止めてくれたようですが、1回やってみていけたからって2回連続でかまえてないところにサーブする相手はかなり悪質ですね^^;
でもそれに対して「正直うざかったです」と発言する張本選手は大物になる予感がプンプンします(笑)
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