前陣速攻型の特徴と強み弱みを教えて
スピードが命の戦型、前陣速攻型の特徴、強み弱みを紹介します。
なお、こちらはシェークとペン両方ありますが、あえて分けずに解説します。
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前陣速攻型の特徴
前陣速攻型は、文字通り、前陣、つまり台に張り付いて戦うプレースタイルです。
台から滅多に下がりません。
基本的に自分から攻撃しますが、相手に攻撃されても前陣でブロックやカウンターを打ちます。
なので必然的にミスが多くなります。
つまり、前陣速攻とは、ハイリスク、ハイリターンな戦い方です。
主にシェークの場合はフォア裏ソフト、バック表ソフトの選手が多いですが、フォア表ソフトの選手もいますし、両面裏ソフトの選手もいます。
ペンの場合は表ソフトが多いです。
表ソフトは裏ソフトと比べて初速が出るので前陣速攻向きではあるんですが、回転がかけにくく、かつ失速するため、裏ソフトと比べて不利な面があります。
しかし表ソフトは多少の回転はものともせずにスマッシュを打てるため、使い方次第では弱点より強みを活かせるでしょう。
また、相手の回転の影響を受けにくいため、相手の強烈なドライブをブロックしやすかったり、強烈な下回転のかかったカットを簡単に角度打ちで返せたりもします。
つまり使い方次第といったところでしょう。
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前陣速攻型の強み
前陣速攻型の強みはスピードで相手を圧倒し、ノータッチ(相手が触れないボール)を決めることです。
ボールがバウンドして頂点に達する前に打つブロックやカウンターは、ドライブなどを打った相手に態勢を整える余裕を与えません。
なのでドライブ攻撃型相手にある程度有利に戦えます。
とにかく相手に充分な態勢で打たせないため、強い相手の実力を出させずに勝ち切ることも可能でしょう。
前陣速攻型の弱み
前陣速攻型の弱みの一つはミスが多くなることです。
前陣でボールのバウンド直後を打つと、どうしてもネットにかかるミスが多くなります。
ドライブ攻撃型と比べると、ラリーになったときに安定しないので先にミスしやすいです。
これはハイリスク、ハイリターンなのである程度仕方ないことです。
また、前陣速攻型のもう一つの弱みは台から下がると弱いことです。
特に表ソフトを使ってる場合、初速は早いけど失速するため、台から下がってしまうと表ソフトの弱点が露呈してしまいます。
そのため、表ソフトを使う前陣速攻型は意地でも台から下がらない覚悟が必要です。
まとめ
前陣速攻型の特徴まとめ>
- 前陣速攻型は常に前陣で戦うハイリスクハイリターンな戦型
- 前陣速攻型の強みはスピードで相手を圧倒すること
- 前陣速攻型の弱みはミスが多くなることと、下がると弱いこと
前陣速攻型はドライブ攻撃型と近いため、半端な覚悟でなった人は途中でドライブ攻撃型に転向する人も多いと思います。
実際、世界で活躍する選手は多くがドライブ攻撃型ですし。
でも人口が少ないからこそ、前陣速攻型の選手は大物キラーになりやすいですし、ハイリスクハイリターンな戦い方はハマったときにやばいです^^
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