ショートマン(粒高攻守型)の特徴と強み弱みを教えて
ショートマン(粒高攻守型)の特徴と強みや弱みを紹介します。
ちなみにショートマンは世界のトップ選手にはほとんどいません。
中学高校特有の戦型といってもいいでしょう。
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ショートマン(粒高攻守型)の特徴
ショートマン(粒高攻守型)は粒高ラバーを使い、主にブロックやカウンターで戦う守備的な戦い方です。
カットマンは自分で思い切りラケットを振ることで回転をかけますが、ショートマンは粒高を使い、相手の回転を利用して回転をかけます。
粒高は基本的に相手のボールの回転を逆回転にして返します。
また粒は相手のボールの勢いを殺すため、ショートマンは前陣で台に張り付いていても相手の強烈なドライブ攻撃をブロックできます。
ショートマンはあまり動く必要がないため、運動神経の鈍い人が割り当てられやすい戦型です。
正直ただブロックしまくるだけなので見た目はあまりかっこよくありません。
ですが粒高によるブロックは裏ソフトラバーでのドライブやカットに比べて習得までの時間が比較的短いため、初級〜中級レベルではこの戦型は勝ちやすいです。
そんな理由もあり、部活動では顧問の先生が運動神経の鈍そうな人を選んでショートマンに割り当てることが多いです。
ショートマン(粒高攻守型)の強み
ショートマンの強みの1つは粒高による変化です。
普段裏ソフトの相手とばかり練習してる人が多いので、多くの選手にとって、粒高による変化球は返球しにくいです。
これで相手のミスやチャンスボールを誘い、チャンスがきたらプッシュ(攻撃的ブロック)やスマッシュで決めます。
特に初心者など、レベルの低い卓球選手は粒高の変化に対応できない人が多いので、粒高は初心者キラーとして恐れられています。
また、ショートマンの強みはもう1つあります。
それはショートでコースをついて相手を左右前後に振り回すことです。
ただ粒高でブロックやプッシュするだけでは半人前のショートマンです。
ショートで相手を振り回していじめてこそ真のショートマンです。
もうドSになったつもりで相手をいじめちゃってください。
これができなければショートマンとして強くなれませんからね^^
またショートマンはあまり動かなくても戦えるので、それも強みっちゃ強みでしょう。
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ショートマン(粒高攻守型)の弱み
ショートマンの弱みは、慣れられると勝ちにくいことです。
粒高の変化は、慣れないうちは返球が難しいですが、慣れてしまえば簡単に対応できてしまいます。
そのため、中学ではショートマンが地区大会で優勝したりしますが、高校からは勝てなくなったりします。
なのでショートマン(粒高攻守型)で高校以上で勝つためには、表ソフトに近い粒高ラバーを使って粒高ラバーでも攻撃したり、ただブロックするだけでなく、前後左右に相手を揺さぶったり、裏ソフト面での攻撃技術を磨いたりする必要があります。
ただ、少し前に王子サーブで有名になり、日本代表にも選ばれた福岡選手が粒高です。
このように、世界でも通用する粒高の選手はかなり少ないですが、いないこともないです。
こういう選手はショートだけでなく攻撃も強かったり、ショートによる相手の振り回し方が半端なかったりします。
少ないですがYoutubeなどで強いショートマンの動画を探してみるといいでしょう。
有名なのはおっさんですが何志文選手です。
まとめ
ショートマンの特徴まとめ
- ショートマンは、粒高ラバーを使って、ブロックやカウンターを主体に戦う戦型
- ショートマンの強みは粒高による変化で相手のミスを誘うこととコースを突いて相手を振り回すこと
- ショートマンの弱みは粒高による変化がレベルが高くなると通用しにくくなること
ショートマンは地味ですが、レベルが低い場所ではかなり勝ちやすい戦型です。
特に運動が苦手な人におすすめです。
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