前陣速攻型

伊藤美誠のプロフィール 世界ランクや戦績、両親や経歴を紹介!

伊藤美誠のプロフィール 世界ランクや戦績、両親や経歴を紹介!

伊藤美誠は2000年生まれの卓球女子黄金世代を代表する選手です。
伊藤美誠の特徴はおでこを思いっきり出してることですね。

 

っていう冗談はさておき、彼女は福原愛の最年少記録を塗り替え、かつ国内世界問わず数々の最年少記録を塗り替えた天才卓球少女です。

 

2015〜2017年の世界選手権、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは同性代で唯一日本代表に選ばれています。

 

そんな伊藤美誠のプロフィール、世界ランクや戦績、両親や経歴などを見ていきたいと思います。

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伊藤美誠のプロフィール

現世界ランク:11位
所属:スターツSC
年齢:17歳(2000年10月21日生まれ)
戦型:前陣速攻型
利き腕:右
身長:150cm
体重:45kg
血液型:O型
出身地:静岡県磐田市

 

伊藤美誠の使用用具

ラケット:アコースティックカーボン
ラバーフォア面:ファスタークG-1
ラバーバック面:モリストSP

伊藤美誠のプレースタイルやプレーの特徴

伊藤美誠のプレースタイルは愛ちゃんと同じ裏表での前陣速攻型。
前陣でのブロックやカウンター、スマッシュを得意としています。

 

またバックハンドの表ソフトを使ったストップやチキータもうまく、それによって先手をとって攻撃するパターンが多いです。

 

また伊藤美誠のもう1つの持ち味がメンタルの強さです。
彼女は試合中はほとんどブレることがなく、常に冷静にプレーします。

 

だから強いんですね。

 

そんな伊藤美誠の鋼メンタルが最高レベルに発揮されたのがこの試合。

 

団体戦でここで負ければ日本が負けるという状況で世界ランク1位の女王相手に全然緊張せずに戦ってるのがすごすぎます。

 

VS 丁寧(世界ランク1位) 世界選手権団体戦

 

まぁこのあと逆転されて負けるんですけど、世界ランク1位相手に1ゲーム目を取ったことだけでもすごいです。

 

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伊藤美誠の世界ランキング推移

2012年1月:177位

2013年1月:141位

2014年1月:60位

2015年1月:41位

2015年4月:15位

2015年6月:9位

2016年1月:12位

2017年1月:8位

2017年7月:11位

2017年9月:7位

 

順調に上がってます。
現在は日本女子では平野美宇(5位)、石川佳純(7位)に次いで3番目です。

伊藤美誠の卓球の戦績

2008年(8歳) 全日本選手権バンビの部 優勝
2010年(10歳) 全日本卓球選手権大会カブの部 3位
2011年(11歳)

全日本選手権カデットの部 シングルス準優勝、ダブルス準優勝
東アジアホープス シングルス準優勝、団体優勝
ITTFジュニアサーキット韓国オープン カデット優勝
ITTFジュニアサーキットチャイニーズタイペイオープン ジュニア、カデット、団体優勝

2012年(12歳)

全日本卓球選手権大会カデットの部 準優勝
東アジアホープス シングルス、団体優勝
ワールドカデットチャレンジ シングルス準優勝、カデット、団体優勝

2013年(13歳)

ITTFジュニアサーキットチャイニーズタイペイオープン シングルス優勝
アジアジュニア選手権 カデットシングルス3位、団体優勝
ワールドカデットチャレンジ シングルス、ダブルス準優勝、団体優勝
ITTFワールドツアーポーランドオープン U-21優勝
世界ジュニア卓球選手権 団体準優勝

2014年(14歳)

ITTFワールドツアードイツオープン ダブルス優勝
ITTFワールドツアースペインオープン ダブルス優勝
アジアジュニア選手権 カデットシングルス3位、団体優勝
アジア大会 女子団体準優勝
ITTFワールドツアーオーストラリアオープン U21優勝
ITTFワールドツアー中国オープン U21準優勝
ITTFワールドツアー韓国オープン ダブルス準優勝
ITTFワールドツアーグランドファイナル ダブルス優勝(最年少でギネス記録認定)
世界ジュニア卓球選手権 ダブルス、団体準優勝
ワールドカデットチャレンジ シングルス、ダブルス優勝、団体準優勝

2015年(15歳)

全日本卓球選手権大会ジュニアの部 優勝
全日本卓球選手権 シングルスベスト8
世界卓球選手権シングルスべスト8
アジア選手権 ダブルス、団体準優勝
ITTFワールドツアーハンガリーオープン U21準優勝
ITTFワールドツアードイツオープン 優勝
ITTFワールドツアースペインオープン U21シングルス準優勝、ダブルス準優勝
ITTFジュニアサーキットベルギーオープン ジュニア・カデットシングルス優勝
ITTFワールドツアー・ベラルーシオープン 優勝
ITTFワールドツアー韓国オープン シングルス準優勝、ダブルス優勝
ITTFワールドツアーグランドファイナル ダブルス準優勝

2016年(16歳)

全日本卓球選手権大会 3位
リオデジャネイロオリンピック 団体3位
世界ジュニア卓球選手権 団体優勝
世界卓球選手権 団体準優勝
アジアジュニア選手権 団体準優勝
ITTFワールドツアークロアチアオープン U-21優勝
ITTFワールドツアーオーストリアオープン 優勝

2017年(17歳)

ジャパントップ12卓球大会 準優勝
世界卓球選手権 ダブルス3位
アジア選手権ダブルス3位、混合ダブルス準優勝、団体準優勝
ITTFワールドツアー韓国オープン ダブルス準優勝
ITTFワールドツアーブルガリアオープン シングルス準優勝、ダブルス優勝
ITTFワールドツアーチェコオープン シングルス優勝、ダブルス優勝

 

2017年8月に行われたITTFワールドツアーチェコオープンでは石川佳純選手に4-1で初勝利しての2冠達成!

 

VS 石川佳純 チェコOP2017 女子決勝

 

表ソフトのバックハンドを起点とした伊藤選手の前陣速攻型スタイルが本領を発揮した試合ですね。

 

伊藤美誠が持つギネス記録

  • ITTFワールドツアーダブルス最年少優勝(平野と合わせて27歳145日)
  • 「1分間のラリー回数」180回(新井卓将と共に達成)
  • ITTFワールドツアーシングルス最年少優勝 14歳152日
  • オリンピック卓球最年少メダリスト 15歳300日

 

何気に1分間のラリー回数180回を女子選手で持ってるってのがすごい・・・。
他にもギネス認定こそされてませんが、国内大会でも最年少記録をたくさん持ってます。

 

全日本選手権女子シングルスでの最年少勝利記録は愛ちゃんの記録を抜いてます。

 

また特筆すべきは10歳のときに出した

  • ITTFジュニアサーキットカデット(U15)女子シングルス 優勝 10歳310日
  • ITTFジュニアサーキットジュニア(U18)女子シングルス 優勝 10歳332日

ですね。

 

10歳で15歳や18歳の人が参加してる世界大会で優勝ですから、天才というか怪物ですね。

 

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伊藤美誠のコーチは?

伊藤美誠には松ア太佑という専属コーチがいます。

 

卓球で専属コーチといえば中国人とか、実績がある人がなるのが普通ですが、伊藤のコーチはなんと一般人。

 

コーチになる前は普通に会社員やりながらボランティアで地元の卓球クラブで子供に卓球を教えていました。
そこでたまたま松崎さんが担当してるテーブルに伊藤がきたのが出会いのきっかけでした。

 

伊藤は小学校時代、その豊田町卓球スポーツ少年団に通ってる間、松崎さんの指導を受けていました。

 

しかし伊藤は中学入学と同時によりよい環境に行くために大阪の強豪校に行くことに。
そのとき伊藤の母親が松崎さんに伊藤のコーチを頼んだそうです。しかも基本無給で。

 

松崎さんは迷った末、そのオファーを引き受け、今日まで伊藤をコーチとして支えています。

 

松崎さんは実績こそないですが、非常に研究熱心で年間400本の卓球選手の動画を分析したり、80冊のノートを作って負けた選手に対する対策を考えたりしながら伊藤を世界トップ10にまで導きました。

 

世界選手権なんかでも伊藤の試合でいつもベンチコーチをしている若い男性が松崎さんです。

 

現在も女子ナショナルチーム強化スタッフ伊藤美誠担当としてコーチングしています。

伊藤美誠の両親やバックグラウンドについて

伊藤美誠がなぜこれほど強くなったのか?

 

その秘密は美誠ちゃんのお母さんにあります。
伊藤美誠のお母さん、美乃りさんは元実業団の卓球選手でした。

 

そのため、娘の美誠ちゃんを産んでからもよく卓球をしていて、それを見た美誠ちゃんが卓球に興味を持ち、2歳のときにすでに卓球を本格的に始めさせています。

 

娘の卓球の才能を確信した美乃りさんは美誠ちゃんを鍛えるためにわざわざ新築に引っ越し、リビングに卓球台を置いて卓球環境を整えました。

 

そして始まったのがスパルタ練習。
伊藤美誠はなんと幼稚園の頃から1日7時間も練習していたそうです。

 

なかなかできない技術があるときは深夜2時まで練習させることもあり、美誠ちゃんはあくびをこらえながら練習していたとか。

 

伊藤美誠は愛ちゃんの記録を塗り替え、史上最年少記録を次々と塗り替えてきたことから、天才と言われていますが、実はその裏にはものすごい練習量があったんですね。

 

幼稚園〜小学校時代は主に自宅と、水谷準の父、信雄さんが代表を務める豊田町卓球スポーツ少年団で練習していました。
その練習のおかげで、7歳のときに全日本バンビ、9歳のときに全日本カブで優勝。
そして10歳の時に全日本選手権初勝利して愛ちゃんの最年少記録を塗り替えます。

 

伊藤の勢いはそれだけにとどまらず、同じく10歳のときにITTFジュニアサーキット・韓国オープンでカデットシングルス(U-15)最年少優勝、ジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンでジュニアシングルス(U-18)優勝という偉業を成し遂げました。

 

また、このとき新井卓将との1分間のラリー回数180回というギネス記録も樹立。

 

10歳のときの伊藤美誠、半端ないですね!

 

また、中学は大阪の卓球の強豪校、昇陽中学校に進学し、当時全日本女子監督の村上恭和が設立した関西卓球アカデミーに練習拠点を移します。

 

中学時代は同世代のライバル、平野美宇とダブルスを組んで2人の合計年齢27歳145日でワールドツアー初優勝というギネス記録を打ち立てました。

 

また、黄金世代と呼ばれる伊藤美誠率いる日本ジュニア女子はこの頃から世界ジュニア選手権やアジア選手権ジュニアですでに中国を破って優勝しています。

 

2000年前後生まれの女子は卓球女子黄金世代と呼ばれてますが、その中でももっとも活躍してるのが伊藤選手です。

 

2015年〜2017年にはシニアの日本代表にも選ばれ、リオデジャネイロオリンピックでも活躍しました。

 

最近は同世代のライバルであり、元ダブルスパートナーの平野美宇が大活躍してるのでその陰に隠れる形となっていますが、まだまだこれから、東京オリンピックでの活躍が期待される選手の一人ですね。

伊藤美誠の性格は?

伊藤美誠の性格は卓球やってるときは非常に冷静沈着でタフです。
世界ランク1位が相手でもまったく気圧されることなく戦える人はなかなかいません。

 

このメンタルの強さは非常に頼もしいです。

 

しかし一度卓球から離れるとかなり明るく元気な性格です。
大胆さやタフさはプライベートでも変わらないようですね。

 

オフでは髪を降ろしていてかわいらしい伊藤ですが、「JKらしいことをしたい」と発言しています。

 

 

しかし伊藤美誠は生意気という意見も・・・

 

ある発言から伊藤美誠は生意気だと言う意見があります。

 

それは

 

「先輩2人を手ぶらで帰らせるわけにはいかない」という発言でした。

 

 

そもそもこの発言は水泳の松田選手のパクリだったようですね。
ただ伊藤美誠の大胆な性格だと結構本音でこういう発言しちゃうタイプでもあるようです。

 

幼少期から鬼のような母親にスパルタで育てられたことで年齢の割に大人びてるところもあり、その態度の大きさを批判されることもあるようです。

 

といってもこの大胆さがあるからこそ伊藤は強いので、そのまま頑張ってほしいですね。

ライバル平野美宇との関係は?

同世代のライバルである平野美宇とは「みうみま」の愛称で親しまれています。
2人でギネス記録も共有していますが、やはり仲はいいのでしょうか?

 

2017年1月、ダブルスペア解消について聞かれると・・・

 

 

平野美宇「部屋とか同じにならないので今までより仲良くしなくていいかな」
伊藤美誠「おい!」

 

仲良さそうですね^^

 

しかし最近この平野美宇選手がアジア選手権で優勝したり、世界ランクも5位まで上がったり、引き離されています。

 

そんなライバルであり、親友でもある美宇ちゃんの活躍に刺激を受け、伊藤選手もかなり頑張ってます。

 

最近は練習にボクシングを取り入れたようです。
反射神経や体幹を鍛えるためでしょうね。

 

ちなみにボクシングと卓球は実はかなり似てるんですよ。
卓球からボクシングに転向して世界チャンピオンになった人もいますしね。

 

東京オリンピックでの活躍が楽しみですね!

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